高輪消防署二本榎出張所
鉄筋コンクリート造、地上3階建て、延べ598平方メートル
明治41年7月1日、現在地に内務省警視局消防本署の第二消防署二本榎派出所として建築された。第一次世界大戦後に流行した「ドイツ表現派」の建築設計。設計は警視庁総監会計営繕係 。

高輪消防署二本榎出張所

高輪消防署二本榎出張所
御影石と木製扉が特徴の玄関。


 同署は内部公開もしているらしく、事前に電話を入れれはそれが可能になるようです。出張所は海抜25メートルの位置にあり、新築当時は周囲に高い建物がなく、東京湾を眼下に眺望できたことから、「岸壁上の灯台」とか「海原を行く軍艦」と評されていました。まさに灯台のような外観で、とても優美な建物です。



【高輪消防署二本榎出張所】
東京都港区高輪2-6-17
平成22年3月26日「東京都選定歴史的建造物」に選定
明治41年竣工